TMA2022(第5回THE FACT MUSIC AWARDS)とは?BTSと第4世代グループの歴史的転換点【2026年最新版】

TMA2022(第5回THE FACT MUSIC AWARDS)とは?BTSと第4世代グループの歴史的転換点【2026年最新版】 韓国アイドル音楽

TMA2022(THE FACT MUSIC AWARDS 2022)は、K-POPの歴史における重要な転換点でした。BTSが7冠を達成し、第4世代ガールズグループ(NewJeans、LE SSERAFIM、IVE)が台頭したこの授賞式は、2026年のK-POPシーンを理解する上で欠かせないイベントです。

本記事では、TMA2022の概要、受賞者一覧、BTSメンバーのスピーチ、そして第4世代グループの躍進を詳しく解説します。

2022年10月8日、ソウルのKSPO DOME(オリンピック体操競技場)で開催された「TMA2022(THE FACT MUSIC AWARDS 2022)」は、K-POPの歴史において極めて重要な一夜となりました。この授賞式は、新型コロナウイルスのパンデミック以降、約3年半ぶりに1万人規模の観客を動員して行われた完全対面形式のイベントでした。

2026年2月現在、この日の映像は「BTS(防弾少年団)がメンバー全員で出演した貴重な授賞式の一つ」として、多くのファンにとって特別な意味を持っています。当日はレッドカーペットから授賞式本編まで、世界中のファンが注目し、日本国内でもdTV(現Lemino)やMUSIC ON! TVを通じて生中継が行われました。

主催のTHE FACTは、ニュース配信を通じて蓄積したデータを基に公正な審査を行うことを掲げており、2022年度は特に「グローバルファンの投票」が結果に大きく反映される仕組みとなっていました。以下は、当日の公式な開催データです。

  • 開催日:2022年10月8日(土)
  • 会場:韓国ソウル KSPO DOME
  • MC:チョン・ヒョンム、ソヒョン(少女時代)
  • 出演アーティスト:BTS、NCT DREAM、Stray Kids、ATEEZ、ITZY、TXT、IVE、NewJeans、LE SSERAFIM、PSY、イム・ヨンウンなど全20組

3年半ぶりの有観客開催がもたらした熱狂【TMA2022】

2019年以降、オンライン中心で開催されていた音楽授賞式ですが、TMA2022は物理的な距離をなくしたことで、アーティストとファンダム(FANN STAR)の一体感が際立ちました。特に、会場を埋め尽くしたアミボム(BTSのペンライト)や各グループの応援棒が作り出す光景は、現場にいた記者たちによって「コロナ禍の終わりを告げる象徴的なシーン」として報じられました。

The Factの公式YouTubeチャンネルでは、当日の熱気を伝えるハイライト映像が公開されており、現在も再生回数を伸ばし続けています。

TMA2022 受賞者一覧【全部門完全網羅】

TMA2022の結果は、当時圧倒的な世界的地位を確立していたBTSの独走と、第4世代ガールズグループの急速な台頭という2つの大きな潮流を示しました。以下は、2022年10月8日に発表された全受賞者のリストです。

大賞および主要部門の受賞者【TMA2022】

最も注目された「大賞」は、BTSが獲得しました。これによりBTSはTMA創設以来、5年連続での大賞受賞という前人未到の記録を打ち立てました。

  • 大賞:BTS
  • ベストパフォーマー:NCT DREAM、ATEEZ
  • ワールドワイド・アイコン:NCT DREAM
  • リスナーズ・チョイス:NCT DREAM
  • ホット・ステージ・オブ・ザ・イヤー:PSY

今年のアーティスト(本賞)受賞者【TMA2022】

その年のK-POP界を牽引したアーティストに贈られる「今年のアーティスト」には、以下の13組が選出されました。音源成績とアルバム販売枚数が審査基準の40%を占めるため、実質的な人気指標となります。

  • ATEEZ
  • THE BOYZ
  • BTS
  • (G)I-DLE
  • ITZY
  • IVE
  • カン・ダニエル
  • イム・ヨンウン
  • NCT DREAM
  • PSY
  • Stray Kids
  • TOMORROW X TOGETHER (TXT)
  • TREASURE

ネクスト・リーダー(新人賞)受賞者【TMA2022】

2022年は「ガールズグループの戦国時代」と呼ばれた年であり、新人賞の顔ぶれがそれを証明しています。以下の3組が受賞し、その後の2023年、2024年、そして2025年の活躍へとつながっていきました。

  • NewJeans
  • LE SSERAFIM
  • IVE

特にIVEは、新人賞にあたる「ネクスト・リーダー」と本賞である「今年のアーティスト」を同時受賞する快挙を成し遂げました。これはデビューからわずか1年未満(2021年12月デビュー)での達成であり、異例のスピード出世として話題になりました。

FAN N STAR(ペンエンスタ)部門受賞者【TMA2022】

ファンの投票が100%または大部分を占める部門では、BTSとトロット歌手イム・ヨンウンの強さが際立ちました。

  • アイドルプラス人気賞:BTS
  • FAN N STAR 最多得票賞(歌手):BTS
  • FAN N STAR 最多得票賞(個人):ファン・チヨル
  • FAN N STAR 最多得票賞(トロット):イム・ヨンウン
  • FAN N STAR チョイス賞(歌手):BTS
  • FAN N STAR チョイス賞(個人):ジン(BTS)
  • FAN N STAR チョイス賞(トロット):イム・ヨンウン
  • FAN N STAR 最高ADs.賞:イム・ヨンウン
  • グローバル FAN N STAR賞:BTS
  • エンジェル N スター賞:キム・ホジュン、ヨンタク、イム・ヨンウン
  • Four Star賞:Stray Kids

2022年10月当時の投票データによると、BTSとイム・ヨンウンの得票数は桁違いであり、韓国内でのトロット人気の根強さと、BTSのグローバルな組織票の強さが拮抗する構図が見られました。

BTSが7冠を達成した伝説の夜とメンバーの言葉【TMA2022】

TMA2022のハイライトは、間違いなくBTSによる7冠達成の瞬間でした。彼らは大賞を含む7つのトロフィーを手にし、授賞式の主人公となりました。2026年2月現在、メンバーのJIN、J-HOPE、SUGAが兵役を履行し、他のメンバーも順次兵役を予定している状況下で振り返ると、この日のパフォーマンスとスピーチは非常に示唆に富んだものでした。

RMによる「釜山コンサート」直前のスピーチ【TMA2022】

TMA2022が開催された2022年10月8日は、その1週間後の10月15日に開催された「WORLD EXPO 2030 BUSAN KOREA CONCERT BTS in BUSAN」の直前でした。リーダーのRMは、大賞受賞のスピーチで次のように語りました。

「本来なら、いつもやっているように色々なことについて素直に正直に申し上げたいのですが、今はそれができません。近いうちに多くのことが整理されれば、皆さんに正直な姿で戻ってこれると思います」

この発言は、当時メディアやファンの間で飛び交っていた「兵役問題」や「今後の活動方針」に対する間接的な言及と受け取られました。実際、この授賞式の9日後である2022年10月17日に、BIGHIT MUSICは公式Weverseを通じてメンバーの兵役履行手続きの開始を正式発表しています。

ジン(JIN)の個人賞受賞とメンバーの祝福【TMA2022】

この日、メンバーのジンは個人として「FAN N STAR チョイス賞(個人)」を受賞しました。ステージに上がる際、他のメンバーが彼を神輿(みこし)のように担いで登場するというユーモラスな演出が行われ、会場は大きな笑いと歓声に包まれました。

ジンはスピーチで「生きていればこんな日も来るんですね。人気のある人たちがもらう賞を僕がいただくことになりました」と謙虚に喜びを表現しました。この直後、彼は初のソロシングル『The Astronaut』をリリースし、入隊前の最後の活動を行いました。

第4世代ガールズグループの台頭を決定づけた新人賞【TMA2022】

TMA2022は、現在K-POPシーンを牽引している第4世代ガールズグループの「NewJeans」「LE SSERAFIM」「IVE」が、同じステージで新人賞(ネクスト・リーダー)を受賞した歴史的な瞬間でもありました。

NewJeansの鮮烈な登場【TMA2022】

2022年7月にデビューしたばかりだったNewJeansは、デビューからわずか3ヶ月足らずでTMAのステージに立ちました。彼女たちはデビュー曲『Hype Boy』と『Attention』を披露し、Y2Kファッションと新鮮なコンセプトで観客を魅了しました。当時、ミン・ヒジン代表(当時)が率いるADOR初のグループとして注目されていましたが、この授賞式でのパフォーマンスにより、その実力がライブでも通用することを証明しました。

LE SSERAFIMとIVEの安定感【TMA2022】

LE SSERAFIMは、2022年5月のデビュー以降、力強いパフォーマンスで評価を高めていました。TMA2022では『FEARLESS』を披露し、一糸乱れぬカル群舞(カルグンム)を見せつけました。

一方、IVEは『LOVE DIVE』と『After LIKE』が大ヒット中の出演でした。特に『LOVE DIVE』は韓国内の主要音源チャートで年間1位を争うレベルのヒットとなっており、会場の合唱(テチャン)も一際大きかったことが当時のSNS上の動画から確認できます。

TMA2022の視聴方法とアーカイブ配信【2026年版】

2026年2月現在、TMA2022のフル映像を視聴する方法は限られていますが、いくつかのプラットフォームでアーカイブやハイライトを確認することが可能です。

Lemino(旧dTV)での配信状況【TMA2022】

当時、日本独占生中継を行ったdTVは、2023年4月にサービス名を「Lemino」へリニューアルしました。Leminoでは、過去のK-POP授賞式のアーカイブを配信している場合があります。2026年2月時点での配信状況は以下の通りです。

  • 配信プラットフォーム:Lemino(レミノ)
  • 視聴条件:Leminoプレミアム会員(月額990円・税込)対象である可能性が高い
  • 確認方法:公式サイト内で「THE FACT MUSIC AWARDS」または「TMA」と検索

配信権利の都合上、期間によって視聴不可となる場合があるため、必ず最新の配信リストを確認してください。

MUSIC ON! TV(エムオン!)での再放送【TMA2022】

CS放送のMUSIC ON! TVでは、年末年始やK-POP特集の時期に合わせて、過去のTMA授賞式(日本語字幕入り)を再放送する傾向があります。特にBTSメンバーの誕生日やデビュー記念日(6月)に合わせて編成されることが多いため、番組表をチェックすることをお勧めします。

まとめ:TMA2022が残したK-POP史への功績と現在の影響

TMA2022は、単なる年間表彰式を超えて、K-POPの世代交代と継承を象徴するイベントでした。BTSが7冠という圧倒的な記録を残して「第1章」の締めくくりを見せる一方で、NewJeansやIVEといった新世代がそのバトンを受け取るかのように華々しいスタートを切りました。

2022年当時の熱量を知ることは、現在のK-POPシーンをより深く理解するために不可欠です。NCT DREAMが4冠を獲得し、SMエンターテインメントの次世代エースとしての地位を固めた点も見逃せません。

今後、TMA2022の映像を見る際は、単なるパフォーマンスとしてだけでなく、2022年10月という「時代の変わり目」におけるアーティストたちの決意や表情に注目してみてください。

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